一律給付公共団体

怪しさ満点のメールが届いたのでご紹介します。10万円給付の件がメールで来ることはないですから(国や地方自治体からの大事な連絡は、必ず郵送されてきますよね)、気をつけましょう。

 

私のGメール宛に届いたのがこれらのメールです。3件も届いています。迷惑メールフォルダに入っていますが、送り主の名前は「一律給付公共団体」。それっぽい名前になっています。

 

 

メールの中を見ると、リンクが2つありました。どちらも同じページに移動するようです。

 

 

こちらが移動先のページです。
給付金のメールのはずが、当選金の話になってしまっていておかしいですね。政府は「一律」給付の話をしていたはずで、抽選はありえません。

 

 

さらに下にスクロールすると、口座情報の入力を促されます。

 

 

さらに、こんな情報も。ここに誘導するのが最終目的だったのでしょうか。

 

 

 

このように、誰でも簡単に稼げる情報を無料で入手できるという謳い文句で登録を促してくるサービス。世の中には無数に存在しています。

今回のものがどうかは登録してみていないので分かりませんが、無料では稼げる情報に興味を持たせるだけ持たせて肝心の部分は公開せず、いくつかのメールあるいは動画を見させて最後には高額なセミナーへの入会を促すようなものが多いです。

 

今ご紹介したメールに限らず、他にも10万円給付を利用した案内というのが出回っているようです。正式な10万円の給付については、この2点を押さえておく必要があるでしょう。

・給付の受付開始は早くても5月中
・申請書は市町村から郵送されてくる

【Q&A】10万円いつ、どうすればもらえる? 届いた申請書を返送  – 産経ニュース


こちらのページ。申請書は住民票に基いて送られてきますが、DVなどにより別居しているケースなどへの対応法が検討されると書かれています。こちら、虐待を受けている子どもの問題もあると思います。個別のケースにもしっかり対応していただけると良いですね。

 

給付が始まったら必ずニュースになるはずですから、このような案内が来たら、それが正しいものなのかどうか。テレビや新聞の情報とよく見比べてみると良いと思います。