インターナショナル・プレミア・テニスリーグ(IPTL)なるテニスの大会が開催されています。ATPファイナルも終了して今期のテニスは終わりだと思っていた矢先、WOWOWを観たら放送していて驚きました。
知りませんでしたが、もう今年で3年目になる大会なのだそうです。デビスカップのように団体戦なのですが、チームは多国籍で、また、各試合は1セットマッチとうところが違います。
男子シングルス
女子シングルス
男子ダブルス
ミックスダブルス
レジェンドシングルス
という5試合が行われますが、全て1セットマッチ。全体の試合時間としては、グランドスラムの試合がフルセットになったようなもので、観客の負担が少ないと言えると思います。
また、サーブを打つまでの20秒間がかなり厳しく取られることや、ネットインの際のレット(ノーカウントになってもう一度サーブが打てるルール)が無くなっていことなども、観客を飽きさせない工夫として挙げられます。
他にも、ゲーム性の高い独自のルールも採用されています。
例えば「パワーポイント」という制度。レシーバーが1セットに1回だけ行使でき、使うと、得点が2ポイント分になります。
例えば、サーバーからみて40-30のとき、レシーバーとしては通常はここで得点しても、40-40のデュースなのですが※、パワーポイントを使うと、デュースを経ずして一気にブレイクする(レシーバーがゲームを取る)ことができます。
※ただし、この大会ではアドバンテージ方式はとらないらしいので、単なる同点でデュースではないですね。
純粋にテニスの実力だけで戦うだけでなく、上手くルールを利用して戦うという戦略面もまた、見ていて面白くなるような工夫だと思います。
昨年の参加チームは5チームだったようですが、今年2016年は(恐らく)4チーム。以下が、大会の公式ページ(英語)です。
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http://www.iptlworld.com/
ルールの詳細が気になる方は、以下のサイトの記事が参考になります。
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錦織出場 IPTL独自ルールとは | tenis365.net
日本人選手が含まれるジャパン・ウォリアーズには、錦織圭選手、奈良くるみ選手が入っています。
錦織選手を始め、フェデラー、セレナ、ベルディヒなどトップの出場選手ばかりなので、非常にレベルの高いプレイが見れるころ、そして、スピーディーな試合展開が大きな魅力だと思います。
チケットは、チケットぴあで購入できます。(残りがあるかは分かりません。)
「iptl」または「IPTL」で検索してください。
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